里山に眠る自然資材を活用しつつも、地域の整備もしながら
そして地域に循環させてみたらどうだろうか?と千葉県長南町を拠点に動いてみております。
そんなそれぞれの似たような思いや
それぞれの楽しさポイントを持った人々があつまり
さと結いという名で、動き始めております。
正直、まだまだ資金もなく、
何か大きな売り上げを生み出すでもなく・・・
まだまだ明確な道筋がたっているわけでもなく・・・
だけれども、なんだか”心が喜んでいるんだ~!”と
様々な活動の中での、一日の終わりの爽快な疲労感と喜びに、
身体が結局動いてしまうわけでして。
めちゃくちゃ模索しながら心の赴くままに、進んでおります。
そんな中、伝統工法でお家を建てる棟梁さんより依頼を受け、
竹小舞に使う真竹を共に刈ってきました。
約200本程を取るために、それぞれが所有する山や
その他の何か所か山を回らせて頂きました。
今回、父子共々大工をされている方が二人で、来られていたのですが
もぉぉぉ~~~本当に素敵な親子で、もう素晴らしい!と瞬時にファンになりました。
棟梁さんご本人が自ら材を取るという作業もとても稀なことの様です。
こうやって伝統工法を受け継ぐ方々がいらっしゃると思うと、もう・・・ブラボーとしか言えません。
作業場所は殆どが長らく手をつけずにいた箇所で、
取り出すのも容易ではありませんでした。
(いや・・・・本当・・・・正直めっちゃ疲れた笑)
途中これ・・・やばい、足りないんではないかと焦った午前中。
どうにか頑張りぬいた午後の終わった時の安堵感と喜び。
そしてなんだか分からないけど、この一緒に駆け抜けたねっ!ていう仲間感ww
午前中の焦りで
この日”真竹はどこにありますか?”と長南町を爆走しまくった私(笑)
地域の皆様・・お騒がせ致しました。
でも、そのおかげで、えっ!!こんな景色あんの?という色んな所を巡れました。
そして無事予定本数がとれました。
こうした作業を通して、
人が入ることにより、
山に空気や光が入っていく事にもほんの少しでも繋がれるのかなと願っております。
だけれども、
こうやって地域の方にご協力を頂き、その
材を活用させて頂けること。
山にまず入らせて頂けること。
それ自体がまず、とても有難い事だと再度教えて頂いた様な一日でした。
この竹がお家の中の壁の一部になると思うと、
んぅぅぅぅ~~~~~ワクワクしますね!
”竹小舞”というものがあることも、長南町にきてから私は知りました。
(なんて読めばよいのかも知りませんでした)
(”たけこまい”って読むんだってね~)
土壁の中に竹が入っているなんて、知りませんでした。
それを知ってから、まじで土と竹で。
田んぼの土で。
地域の木で。
そんな目に見える範囲で調達する自然の材で
自分の住む住処を建ててみたい!と思い描いている私にとって
まさか、その竹小舞の材自体を調達するお役目を
少しでも担えた事は驚きであり、喜びでした。
この作業のきっかけをくれた地湧の杜さんにも感謝です。
本当に素敵で、面白い繋がりを生み出してくれる長南町
そして、その広がりを多いに受け入れれる可能性を秘めている里山・長南町
今後、必要とされている様な何にも代えがたい”価値”を持ち続けてきた長南町
これからも地域の方に教えて頂きながら、何か道を見出していければと思います。
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