以前から
動いてきていたちょうなん谷津での谷津田の田んぼの復活作業。
田んぼの再生はもちろんのこと、今後周辺の山も含め
生物の多様性や、人間と自然の共生や、所有でなく共有の価値感など
里山を守り、そして里山から学び
今後の社会での’暮らし’の在り方を再確認できるような場になれたら・・・と
今はまだ、手前の田んぼをどうにか開き、奥の畑を耕し大豆が植わったという
よちよち段階ではあるけれども
今後、田んぼの共有も含め、様々なイベントやモノづくり、小屋づくり等
行っていく予定。
予定は・・・未定
プランも未定。
だけど、未定な未来だからこそ、
いかようにでも広がれる、
輝けると思っております。
有難いご縁と、自然な流れで今回この様な運びになった。
この土地の話が私たちの耳に入ったのが4月中旬。
土地をご紹介していたのはフィールドマッチングさんという不動産会社さん。
この会社さんは一般の不動産とは違う熱で、物件というものと向き合っている。
特に扱うのは、相続された土地や山、耕作放棄地などなど・・・・
今の日本が抱えている土地問題。
実際その相続の関係で、大きな悩みとなり今では価値のない土地としてみなされてしまっている場所の
本来の価値を見出し、それを必要とする人の元へとつなげる。
その土地という観点から行動を起こしていく先には、
きっと日本を明るくすることができるんじゃないか！とめちゃくちゃ暖かい心で動いていらっしゃいます。
実際私の叔父は不動産関係の仕事をしているので、話をきいたけど
やっぱりそういう場所はお金にならないからわざわざ不動産会社が手をつけないのが一般的らしく、
こういう活動を仕事としてやってる会社だよというと、とてもびっくりしていました。
広大な土地なんかはよく巨大な開発目的の為に使用される傾向が強いですが、
この会社さんはそういう用途に流れることなく、
本来のその土地が望む声や先祖が望んでいる声を聞いている様に、心で動いているというのがすごく良くわかるのです。
その会社さんの社長さん＆スタッフの皆さんと、この土地の持ち主さん、そして私たちとで以前共に土地の中に入り、話をする機会があったのですが、
もうその時の空気感はとても暖かく、楽しくて
契約という為に集まったのですが、なんだかそうとは思えぬほど軽やかでした。
実際この会社の社長さんは、
９歳の頃から不動産が大好きで間取りなんかを書いているくらい不動産マニアだったそうで。
（皆ここでえーーーーー！！っとなったよね♪笑）
そこから大小様々な不動産売買等に関わり、
巨大なお金の動くビルの不動産なんかの仕事もしてきたこともあるそう。
だけれでも、そこでふと、これがやりたいことなのか？と思ったそうで
新しい形で、本来の不動産の意味、価値、役割を自分は果たせないか
日本の問題を解決する方法になりうるんじゃないかということで、現在の形を始めたそう。
実際、本当に大丈夫！！！？ですか！
全然お金にこれじゃぁ・・・ならないじゃないですか！と思ってしまうくらい
めちゃくちゃ良心的に、もうただただ本当楽しいから！やりたいから！の気持ちで動いていらっしゃるのが、伝わり
そしてその気持ちに賛同して共に動いているスタッフの皆さんの清々しいお顔をみていると
本当にこの方々はきっと日本や社会を明るく照らす存在だ！！！！と拍手を送りたくなります。
そして今回この土地を、私たちへと渡すことをきめてくれた持ち主さんも
本当に本当にほんとーーーーーーに心良くして頂き、こうやって3者が’土地’というものをきっかけに
繋がれたことがまず私たちは一番うれしいと感じています。
ここを所有することによって何か搾取をしたいわけではなく、
本気で取り組みたい、本気で向き合いたいという気持ちの表し方のひとつであり、
所有ではなく皆の（それは人間のものという概念だけでなく、自然のものの）共有財産の様な
そもそも、土地の所有って概念なんなんだろう・・・・？と突き詰めて考えると思っちゃうし
もともと誰のものでもないよなぁ・・・・地球のものだよなぁ・・・みたいな
まぁそこまでぶっ飛ぶと話も進まないので、今のルールにも沿いまして動いてみている状況です。
この話が出てきた当初にその場に居合わせた仲間３世帯が、
まずはお金を出し合い共同購入という形をとりました。
農地は、3条資格というのがないと購入することは出来ないため、
私たちだけでは購入する資格すらないのですが
以前からこの地で米を作ることをされてきた実績もあり、仲間の一人が資格を持っていたため
購入という形をとることができました。
地元の農業委員会の方々にも視察に来ていただき、私たちがこの土地を使ってよいのか承認をうけ
そして晴れて、今の状態になりました。
そしてこの一帯すべてが購入した土地に含まれているわけではなく
一部は別の方の田んぼであったりもする。
それでも、地域の方は使っていいよといってくれて、
合わせて現在そちらも田んぼとして使わせて頂いている。
もう本当感謝感激雨嵐・・・・・
どんだけの人のご協力により、今にいたるのか。
そしてきっと、私たちがやり始めた田んぼも全然パーフェクトじゃなくて、
本当言いたい事もきっとおおくあるだろうに
それでも草を取っていると、がんばっているね～と声をかけてくれる地元の方々がおり
なんか考えれば考えるほど、ありがとーーーーーー!!!!!!!!と毎回叫びたくなる気持ちになります。
最初にも書きましたが、
予定はまじで未定・・・・
土地の広さは…相当なもので
今後どうしていくのか、どうやっていくのか
まだまだ未確定な部分が多くあります。
いやほぼ未確定かも。笑
それでも、心がなんだか自然に動くから
そしたらなんだか物事が自然に動いていて
だから、予定は未定だからこそ
未来はいかようにでも広がる。
夢はでっかく！
ここから始まる物語は、きっと何か私たちに大事な事を気づかせてくれたり
教えてくれたり、暮らすことへのヒントをくれたりするんではないかと
この長南町という里山の力をお借りしながら、地域の方の知恵をお伺いしながら
ある意味で新しくもあり、古くもあるモデルケースの様な
いわゆる持続可能な暮らしや場所などの実例の様な
ここから’世界平和’に繋がる人間の新しい暮らし方が生まれるのでないか？？
なぁ～～～～～～んて本気で思っちゃってるわけですｗ
となんだか熱い気持ちです！！！！みたいに書きましたが
実際の心のなかは
なんだかとてつもなく穏やかで、
別に大きく物事が変わった！！！！よし！！というより
ふわぁ～～～と気づいたらなんかこうなってたねという感じ。というのが一番の感覚に近いかな
そんな大きな目標で、これを成し遂げるためにやります！！というより
とにかく自然と心が穏やかに、なんだかそうしたいと言っていて
そしたら
いいよみたいな感じで物事が進んだわけなんです。
だからやってみようということなんです。
朝からどんだけ長文かくんだよなぁ・・・自分。
でも本当に一旦形として、物事がすすんだ記念の日なので
残しておこうかと。
5年後、10年後
どうなっているんだろうなぁ～～～
ふわぁ～とまた流れながら
自然な形で動いていけたらいいですね。
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