楽な方法とは

どうやるのか・・・・の唯一の答え。とにかく”やる”

田んぼをしていると、

うぉ・・・・・どやってこれやろ

どやったらベストな方法なんだろか

どしたらいいか？と策をこうじうことがある。

そんな時、本物のお百姓さんから学ぶことがある。

それは・・・・・・

ただ”やる”ということ

どうしよって進めようか考えている間に
先に手を動かし、足を動かし
とりあえずやる。

やってたら

そうしなきゃと、思っていた作業がきずけばだいぶ進んでいるという事がある。

例えば、畔づくり

今年更に広げ始めた田んぼ。

長く耕作されておらず、高低さもだいぶあり
この規模をどう均等になるべくもってくればいいのか頭を悩ませていた。

田んぼを眺めながら
あーしたらいいかな
こーしたらいいかなと話していた

そこに地域のお百姓さんが通りかかる。

色々助言はあるが、まずここは大型の機械がはいるわけではなく
今の機械には頼ることさえ難しいというのが現状

そして最終的にでてくる一番の策が
ただただ、自分達で土をあちらからこちらへ運ぶことという
一番シンプルな策に辿り着く

女性のお百姓さんが、一度田んぼにはいってくれた

あ～だこうだ
どうしようかと話している間に
鍬を使いとてもシンプルに
土を順々にどんどん運ぶ。

大変そうだ。あそこから運ぶのは。。。。。あまりにも非効率的だよね
なんかいい方法ないかな
とその事を考え躊躇して動けていなかった自分達を目のまえに

どんどんと土を運ぶ

そして共に作業をした

そしたら

土は確かに動いているだ。

ここに土が欲しいと思っていたところに

土は動いているのだ。

言いたいことわかる？？

当たり前なんだよ

当たり前だけど

でも、

その当たり前をこの方々はやってきている。

他の方も

結局はそれが一番何より早いから

とりあえずそうやるしかないんだよ

というか昔は他の代策なんてないから、そういうものだったと。

そういう感覚をふと私達はどこかに置いてきてしまった気がする。

そういえば、そうだ。

当たり前だけど、

やればそうなる。

それを目のまえで力強い鍬捌きで見せてもらうと
はっとさせられ

とにかくせっせっとやればそうなるんだ。

と教えてもらえる。

理屈じゃなくて頭でじゃなくて

そういう事をみせてもらえる。

まだまだ本当まだまだ全く追いつかないし
一生追いつかないと思うけど

この怠けた私の精神にビシバシとめざめんしゃいと
言われている感じがして

改めて頭があがらなくなる。