今日は、地湧の杜(ちわきのもり)さんのお手伝いでいざ東京へ!
地湧の杜さんは
私達が、現在住まわせていただいている同じ長南町蔵持にある築270年の古民家を通して、
人と自然の繋がりを考えるをコンセプトに、ただの古民家の復元ということではなく、
昔からの知恵など学び、理解し、感じ、使っていくことで現在そして未来への暮らしや生き方に繋げ、
本来の豊かさに触れるきっかけ作りをしようという思いで動いています。
長南にきた時から、地域おこし協力隊の田島さんに教えていただき、
私はその際に初めて土壁や竹小舞の存在を知りました。
今まで私達の先祖がそんなすごい知恵を使い作られてきたもの、
その自然と暮らしの関りの深さや、理にかなっているそのしくみに
もいう感動止まらず!!!
そして自らの手で作ることが出来ていたという事実を実際の
実物と照らし合わせて、説明をしてくれたことにより、体感として感じさせてくれた場です。
そしてそれをきっかけに、私達の中ではいつか、そのような工法で自然の素材で、小さなもので構わないので、地域の材で自らの手で作ってみる、そんな事が自分達のいつかチャレンジしてみたいこととして、今までは、遠い誰かが出来ることで止まっていたことが、
リアルにこの手でも出来るのかもしれないと考え始め、
それはただ家を建てるなんていう一つの言葉で収まることではなく大きな暮らしの循環作りとして周りに環境に繋がるんだろうと考える事ができました!
とまた語りだすと熱くなってしまうのですが、
そんな地湧の杜さんが今回は『JUST ENOUGH(足るを知る)〜江戸時代の生活術に学ぶ』という
テーマで、
『江戸に学ぶエコ生活術』の著者、アズビー・ブラウンさんと、建築家でもあり、自然素材を活用し循環できる暮らし作りや’里山長屋’を手掛けた山田貴宏さんを招いてトークセッションをしてくれました!
ありがたいことに、何の知識もない私達ですが・・・知りたい!学びたい!
心が求めているものをきっと知れる気がする!という思いを
有り難く受け止めて頂き(本当に感謝致します)
毎回声をかけて頂いて、ご一緒させて頂いています。
本当は深川江戸資料館というところを一緒に回る予定だったのですが、現在閉館中ということで
江戸博物間を一緒にめぐってかトークセッション会場へ
とりあえず本当に一言・・・・・言わせてください!!!
もう納得と感動と安心感で・・・もう胸がいっぱいです。笑
あまりにも多くの学びがありすぎて、説明のしようがないのですが、
やはりここでも一番大事だと教えていただいたのが
技術や知識ではない。
何の為になのか・・・建築はそれのひとつの方法であり、
どこに向かっているのかということが大事。
もう一度人間がどう自然環境と取り組んでタッグを組めるか、向き合うのか。
そうすることで、今後の未来へのヒントや答え、学べることが沢山あるんじゃないか。
自分メモでレポートしよう!笑
アズビーさんのお話より
今のやり方
とる→作る→使う→捨てる
この順番の中で物事がまた巡りめぐって戻ってくることはなく常に最後は捨てるに行き着いてしまう。
そうではなくこれが常に巡りめぐって戻ってくる丸の状態のサーキュラーが
江戸時代にはすでに出来ていた。
今回先に江戸東京博物館に行ったのですが、その時代の町民の家はだいたい6畳くらい
そこですべての生活は成り立ち、共同で使える場所があり、そこで洗濯、ごみ回収、トイレ、風呂などがある。
というかゴミはこの時代ほぼ出ることはなく、常に次の何かに使う人がおり、売る人、買う人も形成されていた。
あ~というか先に感じたこと書いておこう。笑
一番感じたこと。
最後のパネルディスカッションでは、今までの説明からまた更に深く、皆さんの思いや気持ち。
そんなことを伝えていただいのですが・・・・
誰かが、情熱をもって楽しそうにそして、伝えたい!こうなったらよいな!という
とてもシンプルで暖かい思いを聞いていると・何度も心に訴えかけられるものがあり、
聞いている間にも、ぶわっ!!!と心が震える瞬間が何度もありました。
それぞれ、それぞれの分野ではがゆい思いがあったり、だけれでも本質的な事を一生懸命ぶれずに、
自らの行動と実践で伝えようとしている姿はあまりにもかっこよく、本当に心が打たれました。
そして、私達がイメージばかりで、言葉で上手く伝え切れていない奥のほうを、
具体的に分かりやすく、実際にその現場に身を置き、実践してきたからこそ、でてくる言葉たちに
うんうん!!!そうか!そうなんだ!私はそこに向かいたくて動いているんだ!
だから出来る!やろう!と
懇談会にも恐縮にも参加させていただき・・・・
皆さんの自己紹介を聞いて更に恐縮www
私達がなぜ今ここにこんな方々と同じ空間にいることができるんだろう・・・・と思うくらい
皆さん様々な分野の第一線でご活躍の方で
建築家さん、構造専門、人類学博士、話家さんetc・・・・あまりにも私が今まで出会った事のない方々ばかりですごすぎて、そのお仕事が一言で何なのかすら私には分からないくらい。笑
そんな場所になぜ・・・・私達がいるのか。
本当謎すぎたんだけど笑
それでも対等な目線で私達の話も聞いてくれて・・・・
本当に賢い方々って・・・・本当なんて物腰柔らかで暖かくて、全部受け止めてくれる大きさを
持つ人のことなんだろうなぁ。
その優しさと受け止めてもらえる大きさにどっぷり甘え、
余りにも自分のまま話させていただくことが出来ました。
沢山の疑問や私の思う気持ちもどんどん話しちゃったけど、それでも同じ目線で話してくれて
気づくとあっという間に時間がすぎて、ただただ楽しくて!!!!
もうとてつもなく有意義な時間でした。
皆さんはそれぞれが、自分の気持ちが最大限に動く事柄に一直線に
きっと突き詰めてきた方々なんだと思う。
そのご自身の経験などを通して、更に今私達がいる場が、そして未来に繋げたい思いが形となるよう、皆にとって良き場となる方法へのアイディアを提示し続けてくれている。
しかも、皆さんの共通認識が専門的なことがすべての解決方法に繋がるのではなく、
総合的にみなくてはいけないということ。
目的が何なのか。人間が自然とどう向き合うか。人間力とは。
技術がどうこうなのではない。
次の世代につなげていきたい、喜びや楽しみ、暖かい心を
そのためにこの様に様々な職業の方が楽しそうに意見を交換し合えるなんて
最高じゃないか!と私はみていた。
皆さんめちゃくちゃ熱く!そして楽しく!もうキラキラしながら
話をしていたのがあまりにも良い雰囲気で、あぁこうありたいなと思いました。
きっと共通のこともあるんだろうけど皆がそれぞれバラバラではあるのに、
何かが一つ一緒であるようなそんな空間がなんだか良い雰囲気でした。
きっとそれぞれが、それぞれの大好きな分野の話を通してシェアしながら、どれかの意見だけを良きとするのではなく、様々な方向から物事をみて、そしてそれは一つのことへ向かっているみたいな。
人が何か自分の中にある熱いパッションを、キラキラした状態で話し
そして目の前にいるキラキラしながら話を、もう楽しそうに聞く。
こんなエネルギーの交換は、新たなアイディアや新しい道をどんどん開いていける方法にみえました。
こんな言い方あっているのか分からないけど
皆が話しているそのガヤガヤ感が
年齢も私達なんかより人生の先輩方ですが、もう本当目がキラキラした子供たちが
楽しそうに今を、そして未来を楽しみに何していきたいのかをワクワク話している秘密基地のように見えました。(お酒入っていたのもあるかもしれませんが・・・・笑)
夜のこの会が一番楽しかったかも笑
結局ご飯をみんなで一緒に食べながら色んなことを雑多にはなす!
もうこれが最強に楽しいよね笑
そんな場の中
私達も自己紹介をさせて頂き、(自分が何者なのかの説明の言葉が思いつかなすぎて参ったけど笑)
自分達が何に向かいたいなと思っているのかなど
話させて頂くと・・・・とてもびっくりした一言を言ってもらえました。
参加者の中に12代続く大工の棟梁さんがいらっしゃったのですが、
一言言わせてくれと。
思わず・・・・ 何かとんちんかんな事言っちゃってたのかなぁー
それは違うんだよみたいな感じで、
何か教えてくれるんのかなぁと思っちゃったのですが。
ぜひその気づきや思い、進行状況などなど・・・どんどんインターネットにあげて
新しい目線として書いていって欲しいんですと。
建築の知識やそんなところは無くてよい。
素直に見えているものや感じることを、ありのまま書いて欲しいと。
そういう事は私が出来ないから、そんな部分をやってほしいと。
!!!!!!!!!!
いいんですか!私達今とりあえず思うことを書きまくっている。笑!
これでいいのかは分からないし・・・
もっと具体的に伝えたほうがいいのかもだけど。
基本的に誰かが見ている体では書いていないから・・・笑
とりあえず気持ちが先だから、かいておく。そんなことだけど
でも、まさかそんな事をいってくれるなんて思っても見なかったので
あまりにもシンクロしていてびっくり。
そして、あっという間にお開きの時間に、
最後できるよ!楽しみにしているよ!パイオニアだよ!
ってもう有り難い言葉ばっかり投げかけてくれて、
なんだか夢のような時間だった。
帰りに同じ方向の皆さんと、大江戸線に乗ったのですが。
その中でも、今後こうあったらいいな!と温かくてキラキラはとまらず、
今後の未来について話が止まりませんでした。
私この大江戸線・・・・12年前くらいまでは、毎晩お酒と踊りに行くために
クラブ通いにいそしんでいた時に乗っていた路線です。笑
いわゆるイケイケ時代です。
そんな私が今、暮らしや、人生の豊かさについて・・・などなどを
ワクワクした気持ちで語っている自分を客観的にみてしまい、なんとも不思議な気分になりました。
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