先日ある農家さんのお手伝いをしてきました。
私は直接そのご家族を知らなかったのですが、ご家族の中で倒れた方がいらっしゃり
入院中とのこと。
そんな大変な時期の中、日々ある畑作業の手伝いを来れる方に来て欲しいというものでした。
別の知り合いがそんな記事をSNS上でシェアしてくれていました。
それをみて、行きます!!!と連絡をとり先日草取り作業をしてきました。
ご自身もお忙しい中、丁寧に連絡も取って頂き、そして当日も
本当に明るく、とても活発に動かれるその様子に、私は本当に本当に本当になんて尊い事を
このご家族はされているのだろうと思いました。
その日も4~5名の方がお手伝いにきておりましたが、入れ替わり立ち代わりその時に来れる方が
お手伝いに来ているようでした。
日々の畑、病院や育児・・・もう沢山の葛藤もあるのではないかと思うのです。
そんな中周りの皆も
きっと何か・・・何か・・何か手伝えることがあればいいなと心では思うと思うのです。
自分の得意なことでお手伝いできることがあったり、すぐ思いつく場合はよいのですが、
何か・・・・何かできないかな?と思っているところに
そこで、この作業をして頂けると助かります!と提示をしてくれて
こうやってこんな自分にも何か役割を与えてもらい、手伝わせて頂ける機会を与えてくれる場を提供している行動がもう本当尊いな。と
連絡を取り合って頂いたりすることだって、本当日々の忙しい中で大変な手間だと思うのです。
それでも、そうやって困っています!手を貸してください。と声にだして
伝えてくれるその行為がもう本当に尊いと思うのです。
困っています、手を貸してくださいと声をかけてくれるその行動により、
人にあぁ役にたてたかな?良かったなという思いを持たせてくれる=その人自身の価値を見出してくれた、見てくれた、与えてくれた、認めてくれた?といえばいいのか・・・。
回りまわって、こちら側の為になるんだけど、最初のきっかけをくれるというか。
だから、お互いにありがとうになるというか。
今の人と人との間に必要とされているもの、お金ではない何か
そんな事を身体全体で教えていただいているような気がしたのです。
1人でやることも、2人、3人と人数がほんの少し増えるだけ
そのパワーは本当に違うと思います。
畑の様子を見ていてもそれを感じました。皆さんで土を触りながら、話しながら作業をしていたら
気づいたらあっという間に進んでいるのです。
それは今後の農業や暮らし、すべてにおいて通じる新しくも、もともとあった一番良い方法なのかも
’家族’という枠のみでなく、大きな’家族’という枠組みで、周りや地域、世界を見渡して暮らしていく。
家族が困っていたら、手伝ったり頼ったり。きっとそんな自然の行動が大きな輪としてある。
そんな体現をされているようで、もう有り難さがこみ上げました。
現在ご入院中のご家族の早い、早いご回復を心から祈っております!
もちろん本当に大変な時期だと思います。それでも 身体全体を使ってそんなメッセージを沢山の方に与えているような気がしてやまないのです。
だから晴れて退院となったその時には、そんな機会を与えて頂いた事に改めてありがとうございますと伝えたい。
またお手伝い行きますね!
きっとそんな素晴らしいこのご家族の元にはたっくさんの喜びが来年も舞い降りてくると思います!
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