耕作放棄地×谷津田×ビオトープ 

ふとfacebookの見知らぬ方の投稿で”谷津田”と”ビオトープ”、”第二のさかなくんと呼ばれている方が来ます”というのが目に入り
なんだか分からないけど、あっこれは行こうと思った。

めっちゃ余談ぶち込みますが
私こう見えて、根はとても恥ずかしがり屋で(笑)
知らない人いるところに行くときななんだか躊躇したり、うじうじしたりする。(笑)
だけど、というか・・・・これは皆そうだと思うけど、自分がピンっと思う時って、”考えたり”とかった殆どせずに一人だろうが、気づいたら動いているって事あるよね。

毎日大なり、小なりそういう事をしながら人間は暮らしていると思うけど
その見えない声っていうの感覚って間違ってないなといつも思うのですが

実際お邪魔させて頂くと、その現場は
まさに今私達が始めた長南谷津’谷津田’の元々の風貌に似ている。
いい具合に、木も生え荒れておりまさに、耕作放棄地です!といった感じ
(だんだん多少の荒れ加減では動じなくなった私がいる)(笑)

ここも昔は稲作が行われていた所。

今回鳥取からきていた小宮さんという方は、湿地(ビオトープ)を作りながら多様な生物の住処をつくっているそう。
実際に同じように耕作放棄地だった谷津田を復活させて、1枚は田んぼ、1枚は生物用みたいな感じで
交互に谷津田を活用したりしているそう。
また1枚の田んぼの中にも稲作ゾーンと、生物ゾーンができるようになど(例えば中干期間中に、移動できるように水場をのこしておくなど)
作っているそう。

アカガエルの卵


ということで、この少し広めの浅めの水の所にはカエルが産卵をする場所のようで(これはアカガエル、絶滅危惧種?に入っている?)
ここだけだと少し狭いので、水路を掘りつつ少し先にも池をつくった。

こういう開けた浅い水場がカエルは産卵を好むらしい
作業前
作業後、水道を活かして小さな池を、カエルの居場所がふえる


堀進めていくと、下の方の土を掘るのだがそうすると、過去の稲作(何十年前)の土がでてくる。
するとその時代の種がまだ生きていることがあるそうで、こうやって刺激を加える事で、たまに
もう絶滅危惧種といわれていた水草などが、過去の土の中にカプセルの様に眠っていたことで
復活する可能性もあるそう。

昔の土ですよ!と嬉しそうに教えてくれる小宮氏



またサンショウウオなどは、もう少し深めの水場や狭い所が好きとのことで、この池とはまた違う
水の地形で場所を残しておくなど。

サンショウウオの卵塊。細胞の分裂?、が始まり生命の息吹がふきまくっている


ほんの1~2時間ともに作業をさせて頂く中でも生物について
そして田んぼをするにあたり、こうやったらいいのかも!という様なアイディアやすでに実践例があり
とても勉強になった。

長南谷津のお話をすると、実際にみてみたいとのことで、千葉の滞在中にきてくれるかもしれない。

面白い人が世の中には沢山いて、皆本当純粋な心で”熱くて”おもろいなぁ~~~~~!と
なんだかとても勉強になった一日でした!

守りたい!っていう思いはもちろんですが、

なにがともかくも、やっぱり全てに通じることの1番は楽しい!好き!なんだなーと! もう好き!!が溢れている素敵な方でした♪


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