心が本当にこう、震わせている時
私は写真を取ることができない
だから
いつも
その瞬間の写真はない気がする
なぜなら
多分今目の前に起こっていること以外
何も考えれなくなっちゃうし
たっぷり
じんわり
その時を味わっている、味わっていたいような気になるからかもしれない。
なんとなくの声に
導かれ
あぜ道を進んでいったら
なぜか出会った久しぶりに顔を合わせた
地元のおじいちゃん。
待ってたかのような
タイミングと場所で
びっくりしたが、
ただお互い
ニコニコと
◯おう、元気かい？
-うん、元気だよ。
◯そうか、元気なら何より。
-元気？
◯うん、こちらも元気。
元気が１番だね、
何気なさすぎるかもだけど
私は、こんな瞬間魂が喜びで震えている。
何か凄く大きな優しさと
温かいものが流れてて
とにかく
何だか
ただ、ただ
嬉しくて
仕方がない。
そういう
仏様みたいな人や事や物や
なんだか
そんな事が
溢れていて
私は
ただただ
感無量で
どうしようも
なくなる。
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