先日、学校の地域ボランティアに参加をしてきました。
地域の文化を学ぶ学習の一環で、地域の市民がボランティアとして小中学校の授業にアシスタントのような形で授業のサポートをします。
今回は長南町の伝統工芸品”芝原人形”作りを小学校4年生が
芝原人形作り4代目の千葉さんに教えて頂きながら
2回にわけて、作っていく作業。
土になれるため、まず小さな小さな丸を作るという一番最初の作業。
皆がさくさくと次に進む中、ある子が何度も何度も自分の求める丸を作るために
何度もやりなおしていた。
だけど、今回90分の中で”人形”を作るがゴール
そこにむけて、次に進むように促すわけだが
正直
人形に辿り着くのはもっとあとでもいいから
今この瞬間は、この子には、ずっと丸を作る時間が
思う存分あればいいなと思った。
その隣では
さくさく進める男の子
あぁ~~~~楽し~~~!
もっとつくりたい~!もう一個つくりたい~
きょうは朝から最高な一日だなぁ~とつぶやく。
想像するにいつもの”勉強”の時間より
ずっと面白いのかもしれない。
”遊ぶ”に”学び”がたくさんあるように思う
やらねばならないこと
こなさなければならないことより
夢中になること
無心になること
没頭する時間というのをもつ
味わう
子供たちをみていると
その感覚をもともと強くもっているのを感じ
そこを大人は彼らから学ぶべきだし
それを奪ってはならず
その力を引き出すお手伝いくらいしかできることなんて実はないはずの様に思う
だから、せめて
こういった授業を地域に住む私達、伝統として繋いできた方を講師として
生徒たちと関わらせてもらったり、ともに時間を過ごさせてもらう時間を作るのは
とても有難い事だなと感じると同時に
もっともっとこんな時間が増えたらなんて楽しいかなと
おもうわけです。
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