なんだかどぉぉぉ~~~してもシェアをしたくなったので
ここにあげます。
茂原に到着してから、私達の家の近くまで行くバスが約2時間後だったので
近くの図書館で時間をつぶすことにしました。
すぅ~~~っと吸い寄せられるようにたどり着いたのが
長南町に関しての資料が並んでいるコーナー。
なんとなく、様々な資料を読んでいたのですが、
ひとつ昔の広報誌に載せていた当時の住民の方々が載せた寄稿文をまとめた冊子がありました。
発行は昭和63年。ちょうど私が生まれた年です。
以下そちらからの抜粋です。
(こういう人が書いたものを書く場合、
抜粋って書くなら、書いていんだよね???
著作権とかそういうのある?抜粋って記載してたら問題ない?
誰かに怒られない?大丈夫?
でも誰かにも読んで欲しいから書くからね~~!
書くよ~怒んないでね~~!!笑)
私は大正の末から昭和の初めにかけて、少年時代を過ごしたのだが、
今振り返ってみるとじつによく遊んだ。
四季を通してその季節にふさわしい遊びがあったのだ。
同級生同士でもよく遊んだが、それよりも集落の子供全員小1から高2まで約20名が強固な団結をして、常に行動を共にしていたのだった。
休みの日はもちろん、授業の日でも下校するころから一段は結成される。
山間の道が2 kmも続くのだから山に陣地を設けて戦争ごっこを始める。
その頃の山はよく手入れが届いていて綺麗だった。
かやは刈って小さな束にまとめてあり、そのあとの松や杉などの落ち葉は炊事用の燃料にするためきれいに掃き寄せられる。 最も雑木林の中はそうはいかないが多少の藪などて足に血を滲ませながら、平気で駆け回ったものだ。両軍とも指揮官の号令のもと一糸見られず勇敢に戦った思い出がある。
またそんな山の中ではきちっと束ねてあるこのか家をお尻に敷いて頂から急な斜面を滑り降りるので相当のスピードが出るのでスリル満喫できて楽しかった。
最もこの遊びはかやを台無しにしてしまうので見つかると大目玉だったが。
陣取りというのもよくやったこれも敵味方に分かれて本陣を決め激しい攻防戦を展開する。
陣地を後で出たほうが強くて先に陣地を離れた方は捕虜にできるのだ。
手を繋いで助けを求める捕虜を助けに行って手の届く瞬間待ち構えた敵に捕まったりする。
全力疾走と興奮で胸がドキドキする。
すきを見て陣地に忍び寄り、本陣(立木や柱)に手を触れれば味方の勝利で万歳を唱え捕虜を引き連れて引きあげる。
水泳も上級生が身体を支えて教えてくれるので犬かきでみんな泳げるようになる。
唇を紫色にし鳥肌を立てていた友達の姿が今も目に浮かぶ。
ほんの1、2の例を挙げてみた。
個人の遊びもたくさんあったが長幼一体となっての集団としての遊びは子どもたちの成長にとって非常に大きな影響を与えていたことを見逃すことはできない。
そしてまた大人からみるとハラハラするような冒険に立ち向かったことも児童期の精神発達には欠かすことのできない貴重な体験なのであった。
こうした遊びのおかげで私たちはたくましく育ったといえるのではなかろうか。
今子供たちの遊んでいる姿はあまり見かけない。
とくに長幼一緒になって遊びに夢中になっているところなど全く見られない。稀にそんな光景が見えたと思うと必ず大人の姿がチラチラする。子供会活動だ。
自主的活動と言いながら育成会の役員がすっかりお膳立てをして子供たちは踊らされているに過ぎない遊び場を作ってやることも良いことだ。
子供会活動を通して縦のつながりを深め、自主性、社会性を育てることは大事なことだ。
しかし子供たちが本当に自分たちの意思で長幼ひとつになって遊びに打ち込むー遊びが彼らの全生活であるような姿が見られるようになってほしいものだ。
又富 高橋和男さん
これをよんでいて、当時の子供たちのハラハラした感じや、冒険心みたいな様子や、その子供たちが山でたまに傷だらけになりながら、駆け回っている様子や匂いがなんとなく、目の前に広がる感覚になった。
絵を描く才能があれば、すごくその風景を書き残したいと思った。
その他にも沢山、当時の住民の方々が様々な昔の生活の風景などを振り返りながら、今後の未来に対しての思いや、希望をよせている寄稿が沢山あった。
私が生まれた年だから、33年前。その当時からすでにもう、大事なことは薄れ掛けていることを懸念して、大事なことを教えようと、伝えようとしている寄稿文もたくさんあった。
そしてどの文章も最後の締めくくりは、子供たちのことだった。 今後の子供たちの未来にむけて。という言葉がとても多かった。
もう当時から皆、何が人として生きることにとって大事なのかわかっているような気がする。
どの人も、どんどんどんどん、便利になることを願う。どんどん世の中が発展し、経済的に豊かに情報にも困らず、そういう願いは見当たらないように思った。
その方々から紡がれる昔の生活の様子を垣間見る&その方々が思いを寄せる未来に今立っている、この繋がりをなんだかじ~~~んっと感じてしまい、
気づいたら泣いていた。笑
本当最近よぉ~~~~~泣くねん笑
何が本当こんなに心を揺さぶり続けるのか。
なにかが私にメッセージを様々な方法で送ってくれるような気がする瞬間が沢山あるのだ。
すごい勝手な思い込みかもしれないけど・・・・でも何かが・・・ある気がする。
他にも沢山残しておきたい寄稿文があった。
私だけが出会って感動するのも、もったいないので
また時間があれば
ここに書いておきたいなぁと思います。
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