17000坪の土地の取得！？滝のある秘境の山へ
先日、知り合いの方が最近取得されたという山へ
お手伝いも兼ねてお邪魔させて頂いた。
いわゆる里山と呼ばれるエリアに住む私にとって
隣の町に秘境の様な山があったとは！と
その壮大さに唖然・・・・・(笑)
手彫りのトンネルをいくつも歩いて通り抜け、
途中には”自然”が作り上げたトンネルに、最後には滝まで出てきて。
もう圧巻でした。
”水”が豊富だからこそ、水の道が埋まって行き場をなくし
道がぐちょぐちょになって、車が入れない状況だと現在。
様々な方々の協力で、着々と作業が進められている真っ最中でした。
今回は元トンネル掘り師であり、井戸掘り名人の方が徹底指導の元、みち作りが進められているとのこと。
初めましてのとき、トンネルの奥からこれに乗ってライトつけて登場したから、映画のワンシーンの様だった(笑)
沢水を濾過する
今回は山から流れてきている沢の水を、
キレイな状態の水へと濾過させる仕組みを施す作業の仕上げの様なことをしました。
実際最初からの作業ではなかったので
岩の下がどうなっているのか自分の目で確認することができなかったんだけど
この岩の下にはビールケースの様なものを逆さまに置いて
その中に砂利をいれて、流れてくる水が濾過をされながら下りてくる仕組みとのこと。
あとは、上にビニールシートを引いてから石を置いていくと
雨が降った時など、
きれいな水は下の方へ、様々な不純物は上の方を流れながら
下るとのこと（今回はシート引くのわすれちゃったらしい）
今回、その上流へも進ませて頂くと・・・・
なんとも可愛らしい滝が～
あぁ～本当水が沢山ってなんて清らかなんだろか。
光るコケ？山の精霊を発見！
滝の周辺をキレイにしている最中ふと周りを見渡すと
なんだか
キラキラとひかっている・・・・・・！！！
なんだろうと思うと、そう
なんだかわかめみたいな少し長さのあるコケがあったんだけど
そてに滴る水が自らのコケの緑色と光の入り具合の絶妙なバランスで
光っているのです。
もうちょっと写真とれず・・・・あのきれいな光景は
もう行かないと・・・・見れない！！！！
もののけ姫のこだまってこういう事なんじゃないかと思った。
最後に、はじめてバックホーン？を操作させて頂いたり、初めてのことだらけでした。
水は暮らしの源。
水の技・・・どんどんゲットしていきたいですね！
昔から続く共有地という考え方
このまさに”山”という土地
それでも入口付近には集落が形成されており、今も13軒ほど家があり成り立っているらしいのです。
そしてその土地の周辺は今もなお地域の”共有地”として使われてきており
田んぼや山を管理しながら共有してつかっていたそう。
今”コモンズ”という概念が今後の社会に必要なんではないかい？という投げかけがあるそう。
何でも横文字にされてしまう・・・現代(笑)
コモンズとはcommonstから来てると思うんだけど日本は昔からそんな感覚は
ずっとあったものだと思う
’共有地’ってこと。
誰のものではなく皆のもの。
山から頂く生活に必要な資材を、おそらく共有して使っていたのだろう。
この山の中にもそれあったとのこと。
でも現状は高齢化に伴い、管理する人はいなくなり
もうほとんど足を踏み入れない場になっているとのこと。
問題と捉えてしまえば、それは”問題”だけど
そんな感覚をもともと持ち合わせている私達の祖先
今でも、皆で草管理したりしている地域はある
生活様式は変われども、何か魂的には普遍的に残る事
そういう事は残り続けると思う。
そんな部分が、また新たな人を迎えて伝承させていくと良いな
いや行くんでないかと。
そんな心をお持ちのこの山を取得した彼。
自分だけがではなくて、皆で
子供も大人も、地域も皆で
そんな場を作ろうとしている
そんな場には
きっと新しい風が吹く様な、そんな気がしました。
なにかを始めるには、エネルギーが必要だけど
もう一番はタイミングと勢い
ダメな理由なんて、いつでもどんな時にでも
見つけようとおもえばいくらでも見つかる。
だけど、今回ここで！やってみよう！と踏み出した彼を
本当に尊敬します！
これからも、応援に駆けつけようと思います。
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