7月2日
縄文トイレ作りのワークショップが開催されました。
参加者さん約30名程で、暑い中でしたが
無事一棟のトイレ小屋が完成いたしました!
土の中や、自然界にいる微生物の力をお借りして人間も排泄をさせて頂き、
彼らには餌として受け取ってもらおう!!という
皆がハッピー!なトイレです。
やったことをシェアしますね~!
トイレの場所の決め方
・大木があること
・落差があること
・ない場合は植樹すると共に育つ
・木漏れ日がほどよくある
・水みちには近くないほうがよい
・土の質
・砂は難しい
・森の土がベター
土を掘るとき
・掘った土を盛る場所をまず考える
・しがら’マウンド’を作って、’落ち葉’’炭’くん炭’’枝葉’等を使う
・盛った場所に植樹をすると、そこには、よく育つ
穴の掘り方
・穴は垂直に
・横からの水と空気のとおりがよくなる
・更にダブルスコップで竪穴を作る
・もし水が出てきてしまったら瓦や竹炭いれる(水はいっても腐らないから)
・もし水みちにあたってしまったら(水がでてきて、停滞しているような感じなら)
そこは設置しないほうが良い
・竪穴に節を抜いた竹を挿し、更に藁や枝葉をさしていく
穴の側面
・横にも穴をあけて、藁や枝葉をいれて空気を通す
小屋
・枠組み4尺5寸でつくった
・4方に焼杭をうち、土台とする。
屋根
・杉皮を使用
便座?部分
・人間の重みが直接土にいかないよう、石などで木材を固定
・やはり落ち葉や竹炭をしいておく
便座内部分
・落ち葉や藁を入いれる
メンテナンス
・用を足した後は、くん炭や落ち葉をふりかける。
・土がすでに肥えているような状態であれば、炭だけでも大丈夫だが
まだの場合は腐葉土や分解しやすそうな落ち葉等を多めに入れておく
・この大きさで個人的に使うならかきだす必要はないが、人数が多くなれば
数年に一度は一度かきだす必要はあるかもしれないとのこと
ティシュ
・状態がめっちゃよくなれば(分解)がめっちゃ早いとか
そのままいれても分解してくれるそう
・今のところは、ティシュはいれず別で燃やして処理かな
山本次郎さんを講師としてお招きし、知恵を共有して頂きながら
組み立てました!
進めていきながら、新しい発見があったり
トイレの場所の決め方からして、理にかなっているな~~すげ~なぁ~と
思うことだったり、
杭の打ち方だったり
やっぱり体感すると違うことっていっぱいありますね!
おぉ!そうそう!ワークショップ恒例のご飯ですね!
前日にさと結いメンバーで仕込みをしておりましたよ♪
ここに書き忘れている知恵もっと沢山あった気がする・・・・・!
けどこんな感じでよいかな?
最後はそのトイレの横に植樹をしてワークショップは終了!
植樹の方法も、伝授をしてくれました!
そちらはまた今度詳しく書きましょう!
人間がシンプルに
誰でも同じように、そして瞬時に
あぁ~~~私ってなんか役にたっているなぁ~~と感じれることって
排泄だと思います!笑
いや大真面目に。
排泄をこの土にすることによって、土地が豊かになり植物が更に生える。
役にたっている!
地球で生まれたものを、私たちは食べ消化しウンチにして出す。
それをまた土に戻し、生きるものへの栄養にしてもらう。
そんな事を体感として味わうことって素敵だと思います!
かっこいい縄文トイレができました!
本当に暑い中、皆さんお疲れ様でした!!!!
また色んなところで縄文トイレ作っていきたいですね!
めっちゃ笑顔な3人wwww
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