昨日の、諸々作業を終えてふぅ～と休憩していると
てっちゃんが富士山いかない？と何度も言ってくる。
ここ数日
富士山というキーワードが、やたらとでてくるんだけど
なぜか無性に’今’行きたいと思うらしい。
もう‥‥ぢゃあ行くか！と着替をかばんにいれ車にのり、そのまま山梨県へと向かった。
(車に乗ってこうやって、いけるんだから・・・本当にありがたい世の中だ）
そして、登ってきた。
色々わかったこと
きづいたこと
沢山あるんだけど
登頂して思ったこと・・・・。
とにかく上は見ない！笑
上のゴールはあんまり見ずに、
ただただ少し、一歩一歩
それだけを意識して（でも気持ちの片隅にこれは頂上に向かっていると思いながらも）
お散歩のように、ゆっくり一歩をやってると気づいたら着く。
という感覚に出会いました。
富士山登ったことなかったから、どんくらいしんどいものなのか想像つかずだったんだけど
正直そこまでキツく思わず、登り切ったことに自分達の体力にもちょっとびっくり！
お天気も午後からは雨が降ってくる予報だったので、
途中でなんだか無理だなと感じたら上まで行かないで、
戻ってきても良いかなと思いつつも登り始めましたが、
9時から登り始めて14時位に頂上に到着。17時頃に下山。
山小屋で一泊して’ご来光’を見るのが一般的？らしいのですが
日帰りで登ってきました。
でも心は満足！
そして、とにかく言いたい！
地下足袋登山が最高だった！
いや！地下足袋まじさいこう！
本当に登りやすくて、とにかくおすすめしたい！
登山シューズ持ってなくて、なんとなく地下足袋ってすごく良さそうだなと
思い、地下足袋履いていったんだけど
これが最高だった。
出発時、下でおじいちゃんにうぉ！久しぶりに見たなぁ地下足袋。
でも地下足袋が一番良いんだよ。と言っていたけど
おじいちゃん、本当によかったよ。
とオールOKでした！みたいな感じで話しているけど
実際は帰りの下山中にまじケンカしてます・・・。笑
絶対うちら大なり小なり必ずケンカするんだよね・・・
どんだけエネルギー有り余っているんだろうか。
本当和やかなおじいちゃん、おばあちゃんみたいな夫婦にいつかなりたい。笑
まぁそれはいつものことなので
ノープランの旅というのは本当に面白いもので
ネットでの検索もかけずに進んでくるのって楽しい事も伝えたい。
登山開始の前日。
山梨到着して、とりあえずどこか泊まろうとなり
行き当たばったりで最初に目に入ったビジネスホテル。
部屋からの翌朝の景色がなんと、これ！
そして近くに温泉があると聞き、行ったらここがまた良かった！
なんて読むのこれ？笑
ここに行くまでの道が真っ暗で・・・・えっ？これ本当あってる？と思う様な
住宅街の奥にある、森の中へ続く道みたいのを少し歩くと
いきなりふわっと建物が現れ
中に入ると、カウンターの高さに達しておらず
頭だけが見えるめちゃめちゃ味のある小さなおばあちゃんが受付をしてくれ
うぉ～～なんだこのタイムスリップ感！
写真撮ろう！と思ったら
もうすでに猫に番台が変わっているという・・・・・笑
えっ！魔法？と目をこすりたくなり
たぶんごはんとかも食べれるみたい。
そして、目的のお風呂へ！
開けた瞬間
うぉ～～～まさにタイムスリップ！
江戸時代のお風呂って、脱衣所と風呂場にしきりがなく、
そのままって聞いたことがあるんだけど
本当にまさにそんな感じで
あけたら目の前がすぐ風呂みたいな感じでした。
なんだろ、普通浴室に向かうのにドアがあるじゃん
あれがないとね、なんか全く違うものに見えるんだね
なんなんだろあの感覚。
そして上をみあげると、高い天井には立派な梁がはりめぐされており
うぉ～～～すごい！
聞くとここは、江戸時代から続く宿のようで
でも、あのお風呂は平成元年に立て直したとのことだったけど
たぶん当時の雰囲気を残すように作られたのかな？
だいぶゆっくりさせてもらい、
出てみると、てっちゃんが外で涼みながら
ネパール人の男の子と話し込んでいる。
聞くと、4年前から日本に来て山梨に住んで仕事をしているとのこと。
ネパールの音楽聞かせてもらったり、ネパールの温泉の写真みせてくれたり
私もネパールいった事があったのでそんな話を３人でしつつ、
心地よい夜を過ごさせて頂きました。
ということで、計画しないでどこかに行くのは
いつも想像していない出会いや場所にたどり着かせてくれるから
面白いなと思うのです。
とりあえず今日も山梨県内に宿泊して、明日戻ろうとおもいま～す！
明後日、ここ山梨では火祭りというものが開催されるらしいんだけど
この町もメイン通りにて各お店がたいまつに火を灯すらしいです。
その準備をすこし垣間見たり、いくつものたいまつが既にたぁ～～～くさん道に置いてあって
こういった事が何年も前からず～～～～と続けられているとおもうと
とても素敵なことだなと思います。
沖縄ナンバーの車で走っていると、ここ山梨でも声をかけられ
あんたら！沖縄から来たんか！と地元の方に声をかけてもらえます笑
富士山なんて俺らは見飽きてるわ！沖縄にいきたいわ！と何度もいわれました笑
皆さんとても気さくで素敵な方ばっかり、
富士山の麓で毎日山を無意識にでも感じながら過ごすって、地域の方にとっては当たり前かもだけど
それでも、やっぱすごいなぁと思います。
商店街歩いているだけでド正面が富士山なんだもん。
さっ！今日はケンカしないで一日を終えることが出来るのでしょうか！笑
またね♪
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