始めました!谷津田の再生プロジェクト!

百姓
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遂に!!!!!!

本当に願っていた事が、少しづつ動き始めました!!!!

この長南町に移り住んできてから知った谷津田という風景。
しかし、もうすでにそこではお米作りがされていない場所が多くあります。
それでも、谷津田に入り歩いているとなんだかとても心が落ち着き、あぁきっととても素敵な風景だったんだろうなぁ~~また見たいなぁ~そんな漠然とした思いが湧き上がってきました。

この右奥ず~~~~と奥まで谷津田がつながっています、


その後、不思議なタイミングと、嬉しいご縁
共に動く!と決めた仲間たちとの出会い
そんな事が重なり・・・・・・あれよあれよと話が進み、
その谷津田と呼ばれる田んぼ&その周辺の山を使わせて頂ける運びとなりました。

始まったら、あとはもうやるだけ!
とりあえず、出来るところはもう始めちゃってよいよ♪と言ってもらえたので
この勢いで、もう今年にお米をそこで作ろう!苗を植えよう!!!ということになり、

使っても良いですよ♪となった6日後の今日

早速、草刈を始めて代かきまでやってきました!!!笑

道をまず歩けるようにしていきます。

なかなかの広さ・・・ですので
この先の道は長いでしょうが
まずは一番手前の一か所をやってみることにします。

私の中では地味な作業の繰り返しになるであろう今後ですが
でも・・・・壮大な物語の1歩目が始まるんでないかととてもワクワクするのです。


そんな記念すべき、1日目ご近所と方とも作業中にお話ができたり、昔の風景の事を教えて頂いたりと
本当に有難いことばかりでした。
今日は来れる方々で朝集合して現場を確認し、どんな風に進めていこうか?と話ながら作業を開始。
やっぱり固定概念に囚われず、こうしたらいんじゃないここは残しておいたらいいかもね!という楽しい発想が生まれるのは、様々な方が携わると生まれる嬉しさだな♪と実感

その後草刈等作業を進めてみたのですが・・・・・・
それでも今日代かきまでこぎつけたって本当すごくない!!!!?笑
やればできるんだ!!!という。一人じゃ絶対できないけど、やっぱり人の力は何よりもすごい!
田んぼの脇には、絞り水が溜まっている小さな池みたいな場もあり、そういった周辺は
残しながら進めてみました。

作業開始前
草刈り後
代かき後



そして2日後の様子・・!

水が溜まり、もう植えれそうだ!!!


翌朝早速見に行ったのですが、鴨たちがここで遊んでいたのがなんだかとってもほっこり&うれしかった。



という事で昨日、夜中に何故か目が覚め、月光の中
ノートに頭に浮かんだことを書き綴ったものがありますのでここにシェアします。
以下長いので読まれたい方だけどうぞ・・・・笑

谷津田とは

山と山の間の谷を利用し、山の絞り水の恩恵を直接、受けながら田んぼとしてお米を作ってこられた場所です。

ただ現代の米作りの流れの中では、その谷津田という立地の位置づけは
手間がかかる、機械が入らない、水の管理の難しさ等々
様々な理由で放置をされ、いわゆる’耕作放棄地’となり、’荒れている’と言われる状態になっている所が多くあるようです。

そんな谷津田ですが、田んぼとして活用することにより、生物達の多様性も維持されたり
田んぼを使うということは、山にも入り整備をするという行動に繋がる為
私達人間だけが何か得をするのではなく、共に暮らしてきていたという先人たちの知恵が沢山詰まった場でもあります。

ただその風景を見て思ったのです。
その谷津田、山が今’荒れている’という事は少しずつ彼らが彼らの力で、一生懸命山へと戻ろうとしている証拠でもあります。
それは一概に悪いとも言えないなと
ただこのまま放置をすると、本当に荒れる一方で多様性が生まれず
米作りのみならず豊かなバランスが失われるというのもまた事実。

なのでただ、単純に’谷津田を復活!山の整備を!環境の整備を!’と
そういうことではなく、

彼らの力で、この地をどうにか豊かに戻そうと生えてきてくれた植物や木たちも
ありのままなるべく活用し手を取り合い人間だけが、米を収穫するということだけを目的とするのではなく
山も水も鳥も虫も草たちも、木たちも皆が楽しく共に生きていける様な
そんなイメージの谷津田の再生ができるのではないかと思い、始めたいとなりました。

もともと自然界で~の為にという行動原理はなく、自分たちの為に必要な営みをやることが勝手に回りの必要なこととして存在するという一面があります。

それはきっと人間という生き物にも備わっている力だと思うのです。

自分たちに必要な事をやるというのは’自分勝手’とは違く、しっかりと自然の力に助けてもらいつつ進んでいく米作りや暮らしには、そんなゴールがちゃんとあるのではないかと信じたいのです。
そんな風景は原風景でもあり、新しくもあるかもしれません。

米を作るという人間の営みが見えない部分にまで影響し、自然界と同じように他に必要な事として作用することになるのではないか。

そんな行動を、身体を使って動いてみることで体感していく中には沢山のヒントに触れることができ、
今の現代で抱える様々な問題や生活、暮らし、社会、人
そういった事の答え探しへの一番の近道なのかもしれない。
そんな事を本気で思うのです。

この場所はなかなか・・・・・広いです笑
その場所を自分たちの本当に手で今からやることが可能なのか?壮大すぎやしないかい?等々言われるかもしれませんが私達は可能だと思うのです。

そんな記念すべき物語の小さいかもだけど、大きな一歩、草刈を明日行います。

そして今後もそのプロセスをぜひ記録としても残しておきたい
様々な方にも知ってほしい
知るだけでなく、ぜひ共に現場でその体感もして感動も共有していきたい!と思っています。
そして、誰かの’場所’’もの’ではなく、皆が仲間であり、みんなのものである
今、昔、未来も含め皆のもの
そんなイメージで沢山の人と関わって、使っていければいいなと

そして何よりも皆の共通の心としてあるのは、なぜこれを始めるのかというのは
きっとそれはただなんだか’ワクワク’するのです。
なんだかとても’楽しい!’と感じるからなのです。


ここで聞こえる鳥の声達をどうぞ♪


あっ・・・あと日々作業いく時は、なるべく記録にと不慣れながらビデオとろー!と思ってやっているのですが動画撮影好きな方・・・そんなご協力も頂けたらうれしーなー!w

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